gyuttone !が、できたわけ。(1)

gyuttone !は、実際の育児経験から

生まれた商品です。

よく、「どうして作ろうと思ったんですか?」と

取材でも聞かれるので、

いつもお話ししているように

書いていきます。

 

・・・・・・・・(1)・・・・・・・・・・・

 

 

2014年5月、夫が突然亡くなって、

私は一年くらいボーッと過ごしていました。

記憶が途切れ途切れで、

人と会うのもままならず

当然仕事もできないし

危なっかしいので実家の両親が

「帰っておいで」と言ってくれました。

ノイローゼのような

うつ病のような状態だったんだと思います。

 

 

ですが、一周忌の法事の時、

ハッとする出来事が起きました。

息子が霊園の噴水に落ちたんです。

 

 

噴水といっても、浅いものなのですが、

私がお会計をしているところに

甥っ子が

「そうちゃんが噴水に落ちた!」と

駆け込んで知らせに来てくれて、

私もびっくりして走っていきました。

 

 

そこには、全身びしょ濡れになって

キョトンとした顔の息子が立っていました。

おばあちゃんの話だと、

従兄弟たちと葉っぱを流す遊びをしていて

興奮してすごく早く走って、

ブレーキが効かなくて落ちてしまったんだ

と言うことでした。

 

 

私は、怪我がなくてよかったとホッとしたのと同時に

大人が追いつかないくらいの速さで

走れるようになっていた息子にビックリして、

目が覚めたような気持ちになりました。

 

 

私が知っている息子は、まだつかまり立ちをしていて、

3歩歩けた!とか、7歩歩いた!とか

そんなことを喜んでいた時期から、

スポッと成長の記憶が抜け落ちていたからです。

息子は、いつからこんなに走れるように

なっていたんだっけ?

 

 

夫の葬儀の時はまだ、

息子は10ヶ月だったので

そこからの一年の成長は、

とても大きいものでした。

 

 

私はこの出来事で、

「こんな風に私がふさぎ込んでいたら、

子供の成長を妨げてしまう」と思い、

法事の次の週には

近所の保育園の公開保育に

申し込みました。

 

 

精神的にはまだまだ

人に会えるような状態ではなかったのですが、

無理やり、本当に力づくで

社会復帰を目指し始めたのでした。

 

・・・・・・・・(2)につづく・・・・・・・・・・

 

 

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