もの作りで起業したい方へ〜gyuttone!が、できたわけ。(14)〜

・・・(13)からのつづき〜

 

 

2015年11月の終わりに、小川さんと出会って

1ヶ月後。

もう一人白井さんというアドバイザーさんが

加わってくださいました。

 

 

白井さんは、SHIRAI DE SING  (しらいデザイン)という

会社の社長さんです。

主に登山用のリュックを作っている会社で、

URAYAMA会という登山サークルも

主催しています。

 

 

何度か展示会に行かせていただきましたが、

絵描きのための

スケッチブックが入るサイズのリュックや、

子供用のリュック、

益子焼の水筒&水筒カバーなど

そそられる商品がいっぱいあります。

 

 

とにかく私が運が良かったのは、

寄り添って話を聞いてくれる小川さんと、

もの作り歴30年の白井さんというタッグで

サポートしていただいたことでした。

 

 

今はもう、いいおじいちゃんと思っていますが、

(失礼。お孫さんもいらっしゃるので(笑)

初対面の日は、強面の白井さんに

「そんなぬるい気持ちでできるわけないだろ!!」と

怒られるんじゃないかとビクビクしながら

自分がやりたいことを話したのを覚えています。

 

 

シングルマザーが使いやすい抱っこ紐を作りたい、

その商品化のために

こういう計画を立てました、

みたいな報告だったと思います。

 

 

そのころのノートを見ると、

「企業理念」が書かれているかと思えば

だっこカバンの作り方の図解が書いてあったり、

落書き帳のようです。

 

ちょっと話がそれるようですが、

私は夫が亡くなる前までは

ジブラルタ生命という保険会社の営業を

やっていました。

お客様の退職金をお預かりすることも多かったのですが

その際、

「退職金は、”短期””中期””長期”の引き出しに

分けて運用してください。」というお話をしていました。

 

 

どういうことかと言うと、

”短期”は普通預金などに置いておいて、急な出費に対応するお金

”中期”は3〜5年で引き出す予定のお金

”長期”は、10年以上ひき出さなくても生活に支障のないお金

とカテゴリー分けして、分散しておきましょうと言う意味です。

 

 

素人がお金を増やすには

主に複利の利率と時間を味方につけるのが

定番ですから、そう言うお話をしていました。

 

 

その話を思い出して、

私は事業の運営も、

”短期””中期””長期”で

引き出しを分けて(つまり仕事を分けて)

働いていかないと、

収入が安定しないなと言うことに気がつきました。

 

 

だっこカバンを作るには

2年以上はかかるかもしれないと考えたので

その間、つなぎで稼ぐ手段を模索したのです。

それが、のちに、企業理念の

「社会的マイノリティの立場から

より汎用性の高い商品を作り出して

販売することで差別や偏見を減らしたい」と言う

内容に繋がっていきました。

 

 

次回は、その、つなぎの商品を

どうやって作っていったかのお話を

書きたいと思います。

 

 

今日は過ごしやすいですが、

雨が降ってきてしまいましたね。

朝は降っていなかったので

傘を持っていない方も多いのではないかと

よく傘を忘れる自分と照らし合わせて

心配になります。

 

 

気温の変化に体調崩されませんよう。

本日もお読みいただき、

ありがとうございました。

 

 

**************************************

kanadelは、世界中の子供達が幸せな子供時代を過ごせる世の中を目指します。

そのために、働くお母さんを全力でサポートする商品・サービスを提供いたします。

 

2018年 大門みづき

**************************************

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ものつくりで起業したい方へ。〜gyuttone!が、できたわけ。(13)〜

・・・(12)からのつづき・・・

 

前回、よろず支援拠点の担当アドバイザー

小川さんに出会ったところで終わっていましたが、

私は今でも小川さんに出会った日のカレンダーを

大事にとってあります。

 

 

2015年11月27日

この時はまだ、スケジュール帳も持ってなくて、

予定は壁掛けのカレンダーに書いていました(笑)

 

 

年が明けて、カレンダーを変えようとした時、

なぜかすっと捨てられなくて、

おまけに「だっこひも相談①」とまで

書き加えて、本棚にしまいました。

 

 

なぜ、こんなにも大事に思っているかというと、

最初の日に

「なぜこの抱っこ紐を作ろうと思ったんですか?」

と聞かれて、

仕方なく夫の話をしたら、

初対面なのに心から泣いてくれたからです。

 

 

私は、夫が亡くなってから様々な面で

「夫が亡くなりまして」と

言わなければならない場面に遭遇しました。

 

 

それは、

役所の窓口で

子供の健康保険を夫の扶養から外して

作り直す時だったり、

遺族年金の申請だったり、

夫の銀行口座を解約する時だったり、

事務的な手続きが山のようにあったからです。

 

 

その度に、様々な対応を受け、

無用な傷を背負うことも

少なくありませんでした。

 

 

心ないのに、

表面だけ言葉を正す人もいれば、

全く無関心な人もいるし、

それは、特に慰めを求められるような

人間関係ではなかったので

流すしかありませんが、

ごくたまに、本当に暖かい心を

寄せてくれる人もいました。

 

 

そういう人の一人が、小川さんだったのです、

人間て、自分が弱っている時には

とても敏感になっているので

人の真価が見えてしまうものなのですね。

 

 

この時小川さんが目を真っ赤にして

私の話を聞いてくれなかったら、

gyuttone!を世に出すことは

できなかったと思います。

 

 

今は「クラフトバブル」と言われるくらい

「趣味のものつくりで副業を!」という人が

多いと思います。

でも、全てを一人でこなしていける

仕事はありませんよね。

 

 

私は特に、工場に依頼して

生産しなくてはいけない類の商品だったので

この出会いは本当に大きかったです。

 

 

次回は、どうやって試作していったか、

工場を見つけるまでを書いていきます。

 

 

ものつくりで起業したいと思っている人の

お役に立てれば幸いです。

 

 

自己実現のための

最初の一歩をお手伝いできればと思います。

 

 

本日もお読みいただき、

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

やることがいっぱいあって、パンクしそうな人へ。

私はよく、やらなきゃ行けないことが多すぎて

パニック状態になることがあります。

 

 

家のことや子供のこと、

本業そのものも、

それにまつわるたくさんの打ち合わせや

会いに行かなくちゃ行けない人や、

仕事のための勉強や、

保育園の行事も、園の役員の雑務、

ワークショップの準備・・・などなど、

主婦は細かい用事も多いものですよね。

 

 

夜中に、やらなくてはいけないことを

箇条書きにしては、

明日1日でこなしきれるか?と

神経が休まらないこともしばしば。

 

 

でも、今お世話になっている

(株)with you の石塚さんが

「時間管理法」という話を

していらっしゃった時がありました。

 

 

それは、

タイマーを二つ用意して、

一つは50分

もう一つは10分に設定して、

50分間集中したら、

10分休憩する、というものです。

(100均のタイマー☺️

可愛いので気持ちも上がります)

 

私はよく、色々な締め切りに追われている時などは特に

休憩しないでぶっ通しで仕事してしまって

疲れ切っちゃう、ということがあります。

時間がもったいないから

休憩してられない、と思っていたのですが、

疲れて集中できないと効率も下がっていくんですよね。

 

 

この、50分10分の時間の区切り方は

とても有効で、

箇条書きにした仕事が

上からサクサク終わっていくんです。

 

 

もし、毎日

「もっと時間があればいいのに・・・」と

お悩みの方は、

一度お試しください。

 

 

ちゃんと休憩時間を取ることで、

とても効率よく、

気持ちよく仕事が片付いていくと思います。

 

 

 

本日は、実用情報でした。

では、また。

 

 

 

 

 

 

伯父の死〜生きたように死ぬ、ということ〜

先週、大好きな伯父が亡くなってしまった。

 

 

金曜日の朝、連絡が来て、

伯母は

「遠いから、来なくていいから」と言ったが、

「行かなきゃ後悔する」と押し切って

息子と両親とともに大阪へ行った。

 

 

大阪。

高槻。

 

 

20年前、鬱症状がひどくなっていく私をみかねて

両親が預けてくれた伯父の家。

建て替えをしたばかりで、

優しい木の匂いがする、

日当たりのいい大きな家だった。

 

 

「環境が変われば気分も変わるだろう

と思ったから、おじさんに頼んだよ」と

両親に言われ大阪に来て、

伯母も

「みづきなら役に立つと思て

引き受けたんや」と

迎え入れてくれていた。

 

 

今考えると、大人同士

心配するやりとりが

色々あったんだと思う。

 

 

実際私は、あまり役には立たなかっただろう。

家事はひと通りできても、

精神の病んだ

体だけ大きくなった

子供そのものだったから。

 

 

伯父と伯母は、

私が何に苦しんでいるのか

何も聞かず、何も言わず、

小さい頃と同じように

優しく見守ってくれていた。

 

 

伯父は面白い人で、

社会党の議員だったのだが

解党した後作家になり、

ちょうど1冊目の本を書いているとこと

だっただろうか。

 

 

床から天井までびっしり本の詰まった書斎で、

のんびりと過ごしていた。

 

 

私がお昼ご飯に何を作っても、

「みづきが作ってくれたんやから、

これは呑まんとあかんな」と

おもむろにウィスキーやビールを用意し、

早々とテーブルについて待っていた。

その動作や言い方、

声のトーンまで

今でもはっきり思い出せる。

 

 

私はこの家で、

笑い方を思い出した。

両親が教えてくれていたことの価値を、

実家を離れて初めて知った。

絡んでいた紐が

一本ずつ解けて

あるべき場所に戻っていくような感覚を体験して、

「もう大丈夫」と思えた。

 

 

その半年後、

女子美術大学に合格して

自分の生きる道を見つける

勇気を出せるようになった。

 

 

私にとっては

人生を取り戻す場所を

与えてくれた人だった。

 

 

伯父さんの棺を前に、

最後の様子を聞いて、

20年前と変わってない

伯父さんのエピソードを聞いて、

「人は、生きたように死ぬんだな」

と思った。

 

 

伯父さん。

ありがとうございました。

可愛がってくれて、

面白がってくれて、

伯父さんと一緒に過ごすことができて

私は前に進めるようになったから、

もし、

私に誰かを見守れる番がきたら

伯父さんに返せなかった恩を

送って生きます。

 

 

本日は、極めて個人的な想いを

書かずにはいられませんでした。

読んでくださった方、

ありがとうございました。

 

 

必ず、人生は終わる。

じゃあ逆算して、

今私ができることは何か。

葬儀に立ち会うたびに思う。

時間は限られている。

そう、強く、思います。

 

 

2018年5月16日

大門みづき

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

gyuttone!が、できたわけ。(12)

・・・(11)のつづき・・・

 

これは、試作品の山です。

 

 

最初は100均の布で、

そのあとはユザワヤや、日暮里の布問屋に行って

安い布で試作品を作り続けました。

数えられるだけで11個あり、

作っては試し、作っては試しの

繰り返しでした。

 

 

写真の中の赤と青のストライプのものを

作った段階で、

「自分の子供で試しているとは言え、

使っている最中に紐が切れたりしたら嫌だな。

どうやったら、布の強さとか

検査できるのだろう?」

という疑問が湧いてきました。

 

 

そこで、ネットで検索し始めて

最初にヒットしたのが

「創業ベンチャー支援センター埼玉」でした。

 

 

その時はまだ、「起業する」という

はっきりとした意志があったわけではありませんでしたが、

「自分が欲しいと思っているものは

きっと他の人も必要としているはず!」という

思い込みと、

「一度でもいいから自分の思いを

形にして世に出したい!」という

情熱だけで動いていました。

 

 

夫のように、

ある日突然人生が終わってしまうことがあるなら、

一度でもいいから自分の思いを形にして

残しておけるようにしたいと思ったのです。

 

 

実際、行政機関は、

なんとなく敷居が高かったのですが

利用者のコメントで

「最初は”起業する”ということだけ決めて

内容は何も考えていませんでした。

ジーパンで、子供をベビーカーに乗せて

行きました。」

みたいなコメントが掲載されていて、

「あ、そんなラフでもいいんだ(笑)」と

気が楽になったのを覚えています。

 

 

セミナーなどでプレゼンをすると、

「どうやって商品化したんですか?」と

いろんな人に聞かれます。

その際私はいつも、

「プロに相談に行きました」と答えます。

具体的に

「創業ベンチャー支援センター埼玉」や

「よろず支援拠点」のことを

お話しすることも多いのですが、

実際に相談に行く人は少ないです。

 

 

何かやろうと思ったら、

その道のプロに話を聞くのが

一番の近道だと私は思っているので、

やりたいことが決まっていても決まっていなくても、

人に話を聞いてもらうということから

始めたらいいと思います。

 

 

さて、

布の強度検査の方法を聞くために

試作品を持って相談に行ったところ、

「よろず支援拠点」を勧められました。

 

 

そこで、中小企業診断士・小川さんとの運命の出会いが、

私の人生を大きく変えて行くのでした。

 

 

・・・・(13)につづく・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あなたは何を基準に商品・サービスを選びますか

あなたは何を基準に商品・サービスを選びますか

月に一回程度美容室に通っています。

意外にも女性でも、

「毎月は行かない」

という方もいらっしゃいますね。

 

子供が小さいと、

なかなか美容院に行く時間を

作るのも難しかったり、

髪が伸びてくれば、

結んでしまうのでそれほど頻繁に

手入れしなくてもいいという考え方も。

 

ですが、

人に会う職業についている人は

「人は見た目が9割」

という言葉を一度は耳にし、

意識されているのではないでしょうか。

 

私も、

最初にこの言葉を聞いたとき、

「露骨に言うなあ(苦笑い)」

と思いましたが、

自分がお客さんの立場になったとき、

「見た目で選んでいる」

とことを多く経験します。

 

以前は営業職についていたので

 

「自分の好みよりもお客様に

好かれる髪型にしなさい」

 

と教えられていました。

 

もっと言うと、

「購買層に好かれる髪型にしなさい。

購買層に好かれる服装にしなさい」

と言われ、

ヒョウ柄のバックとかパイソン柄の

パンプスはご法度でした(笑)

 

昔は、

「30過ぎたら自分の顔に

責任持ちなさい」

なんて言葉も言われました。

 

これは、

「どのように生きて来たかが

顔に現れてくるので造作の

美醜ではなくその人の

人柄が顔になる」

と言う意味で

言われていたんだと思います。

 

私の所属する

プラチナメンバーの方々は、

お顔を拝見するだけで

信頼できることが分かる方々ばかり。

 

これは、中心にいる石塚さんの

お人柄の延長なんだなと、実感します。

 

”マーケティング”と言うと

とても難しいことのように思えますが、

「自分の顔に責任を持つ」

と言うことと同じなのだなと

最近気が付きました。

 

そして、

「自分の見た目に責任を持つ」

「共感してくれる人を周りに集める」

と言うことは

「その人が存在する空間そのものが

マーケティングになっている」

のだと思います。

 

実際私は、プラチナメンバーの価値

を所属している方々から幾重にも

教えていただいていでます。

 

 

美容室の話に戻りますが

私は今行っているお店に

もう5年以上通っています。

 

なぜ通い続けるか言うと、

「説明が論理的」

だからです。(笑)

 

ちょっとマニアックですか?

 

美容室って、

シャンプーやトリートメントを

使いますよね。

 

カラーリングも当たり前のようにします。

 

そのせいでお客さんの頭皮は

もちろんのこと、

美容師さんの手も荒れ放題です。

 

経皮毒によって流産を

繰り返す美容師さんも

多いと言う話はよく聞きます。

 

私が通っている美容室は、

「シャンプーやカラー剤などは

極力体にいいものを選ぶ」

と言う基準が一貫して

貫かれているのです。

 

材料にもこだわっているので

当然金額は高くなります。

 

でも、

丁寧に説明して理念を貫いた結果、

理解してくださるお客様だけに

絞られて行ってお店の雰囲気も

落ち着いたものになっているのです。

 

連休の中日、

「オープンして10年経ちました。」

とプレゼントをもらいながら、

これをマーケティングというのだな、

としみじみ感じた午前中でした。

 

自分がお客様の立場になったとき、

何を基準で選んでいるかを意識して、

自分の商品にも活かしていこうと思います。